節約の方向 2019 3 3

 日本では、2019年秋に消費税が増税となるので、
「家計の節約は、どうするのか」という話題が多くなりました。
 このような節約志向の中で、
スマートフォンが「日用品」になる方向は避けられないでしょう。
 おそらく、「格安スマートフォン」や、
「SIMフリー・スマートフォン」が主流となっていくでしょう。
 昨年末(2018年)、私が家電量販店で見たところ、
SIMフリー・スマートフォンの売り場がメインになっていて、
「キャリア」(ドコモ、AU、ソフトバンク)のスマートフォンは、
店の奥のほうに追いやられていました。
 「SIMフリー」のスマートフォンについて、
詳しくない人のために概略を書いておきます。
1 売り場で「SIMフリー・スマートフォン」を買う。
2 SIMカードを買う。
3 手続きをネットで行う。
 どんなメリットがあるかというと、
ずばり「大きな節約」になります。
 まず、「1」のSIMフリー・スマートフォンの価格は、
だいたい2万円から3万円です。
 メールやニュースを見る程度ならば、
2万円のスマートフォンで十分です。
 動画を見るならば、
3万円前後のスマートフォンが必要になるでしょう。
 3Dゲームまでするとなると、
高額なものが必要となり、5万円から7万円ぐらいとなるかもしれません。
 次に「2」のSIMカードは3,000円程度です。
これで必要なものは、そろいました。
 あとは、毎月の通信料金がどのくらいになるか。
それを「mineo」(マイネオ)で見てみましょう。
 あまりスマートフォンを使わない人は、
ドコモ回線使用で調べてみると、毎月1,400円となります。
(2019年3月当時の金額です。以下同じ)
 ネットやSNSを1日1時間程度見て、
動画やアプリも1日1時間程度を使う人は、
ドコモ回線使用で調べてみると、毎月2,280円となります。
 こうしてみると、ヘビーユーザーはキャリアでよいかもしれませんが、
「あまり通話をしない人」で、
インターネットを「それほど使わないという人」や「普通ユーザー」は、
「SIMフリー」に移行したほうが節約になるでしょう。
(通話をよくするという人は、キャリアのほうがよいでしょう)
 問題点は、キャリアの携帯電話の電話番号をそのまま移行する際に、
ひと手間かかるということでしょう。
 さて、「SIMフリー・スマートフォン」は、
最近、SIMカードを二つ装着できるスマートフォンが多くなっていますので、
ヘビーユーザーにも、メリットはあるでしょう。
 たとえば、データ通信専用SIMカードと音声通話付きSIMカードという組み合わせ、
あるいは、両方のSIMカードに音声通話機能付きのものを選んで、
電話番号が二つとなり、
ビジネス用とプライベート用に使い分けるという方法があるでしょう。



























































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